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当ブログでは、組織内の研修・人材育成担当者の方、管理職やリーダーの方々に役立つ情報を発信しています。組織改革、管理職育成、リーダ研修、人材開発、リーダーシップ開発、ビジネスコミュニケーションなどのご参考になれば幸いです。JRLAの理事3名が執筆を担当しています(月:林、水:向川、金:大石)。

各記事の読了時間:約2分

組織の混乱期に必要なビジネスリーダーのスキル

必ず訪れる組織の混乱期

組織のスタート時に、リーダーがビジョンを描き、皆の前で伝え、

キックオフという名の食事会が開催され、組織の形成期を無事スタートできた。

このような想いを経験したことのある方は少なくないでしょう。


しかし、スタート時にはあんなに皆が意気揚々としていたのに、

と感じる時期は、必ず訪れてきます。

この時期をタックマンモデルでは「混乱期」と呼びますが、

混乱期を迎えて、

再度、強いリーダーシップを発揮しよう!

とビジョンを熱く語るだけではダメ。

組織なんてこんなもの、とあきらめて成り行きに任せるのはもっての他です。

しかし、比較的「組織なんてこんなもの」という

あきらめの境地が長く続いている組織は少なくありません。


混乱期は必ず来るもの、ととらえ、

ビジネスリーダーはリーダーシップの発揮とともに、

そこから脱するためのビジネススキルもしっかり習得しておきましょう。


混乱期を脱するために、効果的なビジネススキルには、

チームビルディングとファシリテーションがあります。



チームビルディングの中で最も重要な混乱期の対応

チームビルディングとは、そもそも

組織の形成期→混乱期→統一期→機能期の4ステップを着実に展開するための

ビジネススキルです。


この4ステップの中で、最もビジネスリーダーの負荷となるのが、

混乱期であることは想像に難くないでしょう。


混乱期に芽を出す不穏分子はすでに、形成期に誕生しています。

「様子見」をしているメンバーですね。

このようなメンバーは、いつまでも「様子見」から脱せず、

なかなか本音を言えずにいます。


ますは彼らに手を差し伸べることから始めましょう。

1on1ミーティングという名の対話の機会を継続的に作る

その中で、コーチングという名のコミュニケーションスキルを活かし、

メンバーの中にあるものを引き出す。

これらの対処法はベースとして展開すべきです。


さらに、ディスカッションの場で、本音で語り合えるように、

「安全な場」を築いてあげることも、ビジネスリーダーの役割です。


様子見、上司や先輩の顔色をうかがうメンバーにとって、

会議を「安全な場」にするための第一歩は、

リーダーがポジティブな言葉、表情、態度、姿勢を率先して示すことから始まります。


対立から比較評価に視点を移すファシリテーション力

そして、もうひとつ厄介なのが対立を引き起こすメンバー。

形成期において、リーダーが語るビジョンに総論賛成はしたものの、

実行力に関してはお手並み拝見、といった高飛車なメンバー。

このようなメンバーは、事あるごとに組織内で対立の主張を繰り返し、

混乱期に拍車をかけていきます。


対立を抑制するための第一歩は、皆で比較評価することです。

対立するメンバーが自己主張し合うから、対立は収集が付かなくなります。

そうなったら、いったん皆でそれぞれの主張を磨き、選択肢に昇華させた上で、

二分割法を使って比較評価しましょう。


代表的な二分割法は、各選択肢の「いいところ」と「悪いところ」を洗い出すこと。

同じ立場で客観的に評価することによって、合意形成が得られやすくなります。


混乱期はビジネススキルを使いこなす

対立を解消するには、ネゴシエーションのスキルを活かして、

win-winを築く方法もありますね。


このように、混乱期を乗り切るためには、

様々なビジネススキルを使いこなすことが求められます。

しかし、その前提にはメンバーを信じるビジネスリーダーとしてのマインドが

必要なことをお忘れなく。


継続して学び、磨き、トレーニングを続けて、

組織の成果、メンバーの関係性を上昇気流に乗せてください。

向川 敏秀
向川 敏秀

JRLA(一般社団法人 日本リレーショナルリーダーシップ協会)専務理事。積水ハウス、松下電器産業グループなどを経て、経営コンサルタント、研修講師として独立。/銀座コーチングスクール銀座一丁目校代表

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